簡単な歴史と政治的な背景

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 チュコト半島は、1648年にロシア帝国の探検家、セミョン・デジニョフが探検して以来、ロシアの支配下にあります。

チュクチ自治管区(地名入り) 1936年にソビエト連邦の民族管区となりますが、冷戦期に米国との国境に位置していることで、外国人の立ち入りが制限されてきました。チュクチの人々も外国人との交流を制限され、もともとチュクチと深いつながりのあるイヌイット、アリューシャン列島のアリュートなどの先住民との交流でさえ自由にできない状況にあります。

 首都はアナディリ(チュクチ語では、カギリン)で、現在多くのロシア人が移住しています。外国人が管区に入ることは許可が必要であり、ヘリコプターで移動しなければなりません。

 チュクチにはビリビノ原子力発電所があり、現在ロマン・アブラモヴィッチというロシアの大富豪が知事であり、急速な開発と資本主義経済の導入が進んでいます。2001年にはガス田の操業と2002年からはパイプラインが開通しています。また、この地帯にはタングステン、石油、石炭、天然ガス、金など資源があり、新たな開発が懸念されます。

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